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4月に行うワークショップについて(2018年4月実施予定)

小田尚稔の演劇/2018年4月に行うワークショップについて

2018-2019年度の公演に向けて、作品づくりにご参加して下さる方を下記の通り募集致します。

公演に出演をご希望する方、あわせて演出部・制作部の募集も行います。また以下のワークショップも行います。

 



イラストとWSの内容は全く関係ありません(「裁かるるジャンヌ」の画像からとって描いてます)

【概要】 
 2018-2019年度に企画予定の公演の出演者ならびに演出部、制作部などの参加者の募集

【内容】 
過去上演台本の一部抜粋を用いた、ワークショップを予定しております。
出来るだけ、いつも稽古場で作品をつくっているときと同じように、台本に沿って演出を考えながら進められたらと思っております。

丁寧に出来たらいいな、と思っています。

【日程】
① 2018年4月27日(FRI) 18:30- 
② 2018年4月28日(SAT) 15:30-
2018年4月28日(SAT) 18:30-
④ 2018年4月29日(SUN) 15:30-
2018年4月29日(SUN) 18:30-

※ 御応募の締め切りは、2018年4月20日(FRI)の23:59迄です。
※ ご応募の条件としましては、小田の演出作品をご覧になったことがある方にさせて頂きます。
※ 参加費などは御座いません。
※ 各回2~3時間程度を予定しております。
※ 各回定員になり次第、ご応募を締め切らさせて頂くことがあります。
※ 開催日時の変更や追加日程などありましたら適宜更新致します。

【次回公演や出演者公募について考えていること】   


◆ 2018年以降に新作あるいは、これまで書いた戯曲の上演を出来たらと思っております。それらの作品への出演者、演出や制作業務などにご協力してくれる方などを募りたいと思って機会を設けております。

◆ 新作の上演台本についての構想(下記のモチーフで絶対新作の脚本書くかと言われたら、現状確信を持って言い切れません。ぼんやりとしたもの、あくまで参考程度って感じで書いてます)
・「善悪のむこうがわ(仮)」。ニーチェの一連の著作(『善悪の彼岸』『道徳の系譜』『ツァラトゥストラ』など)を手掛かりに、善悪の越えた先について考える上演内容。
・「お金と経済(仮)」。マルクスの一連の著作(『賃労働と資本』など)を手掛かりに、お金と経済について考える上演内容。

【お申し込み方法】

件名を「小田尚稔の演劇/4月に行うワークショップについて(応募者の方のお名前をご記入)」とし、以下の「必要事項」をご記入のうえ、下記アドレスまでご連絡下さい。
追って、会場の詳細をご連絡致します。

必要事項

① お名前
② 御連絡先(メールアドレス・お電話番号)
③ 御参加を希望される日時
④ 公演についてどういう形態での御参加を希望されるか(出演者・演出部・制作部・その他など)

※ メール受信後、10日以内にこちらからの返信をさせて頂きます(返信が無い場合、メールが正常に届いていない場合がありますので、再度お送りして頂く場合がございます)。
※ 台本を使ったワークショップへの参加というよりは、演出や制作業務へのお問い合わせの方はその旨書いていただければ、個別にお話させて頂く機会を設けさせて頂ければ幸いと考えております。

よろしくお願いします。

mail odanaotoshi@gmail.com
web http://odanaotoshi.blogspot.jp

小田尚稔の演劇 「凡人の言い訳」(2018年4月上演予定の公演)

小田尚稔の演劇
「凡人の言い訳」 “Apology”


脚本・演出 小田尚稔
出演 宇都有里紗 山下智代



 
「凡人の言い訳」は、プラトン(Plato:BC427-347)の『ソクラテスの弁明(Apology of Socrates)』を題材にして、「よく生きる」ということについて考えたくて書いた戯曲です。2015年の晩秋の時期から、翌年の春にかけて書きました。出演者は、女性一名。約100分の上演作品です。
『ソクラテスの弁明』は、ソクラテスの一人語り(モノローグ)の形式で著された作品です。ですので、「凡人の言い訳」もそれに則してモノローグで構成しています。プラトンは「よく生きる」ということについて次のように書いています。「一番大切なことは単に生きることそのことではなて、善く生きることである〔略〕また善く生きることと美しく生きることと正しく生きることとは同じだということ」『ソクラテスの弁明 クリトン』(岩波文庫、久保勉訳、1927年、74頁)。
今回の上演では、唯一の登場人物である女性の役を宇都有里紗さん、山下智代さんがそれぞれ演じてくれます。
2018年度の上演にあたって、公演日程も長く設け、上演回数も増やしました。過去に演じてくれた俳優さんのものと同様に、今回もいい上演になるような気がしています。
毎度の言い回しで恐縮ですが、敬愛するアキ・カウリスマキ(Aki Kaurismäki:1957-)監督に倣って作品を「観終わった人が少し幸せになれるように」という心持ちで上演が出来たらいいな、と思っています。
そんな私(凡人)の言い訳。


SCHEDULE
2018年4月14日(SAT)-4月25日(WED)[全25回公演を予定]
4/14 (SAT) 16:00- ▲/19:30- ▽
4/15 (SUN) 16:00- ▽/19:30- ▲
4/16 (MON) 16:00- ▲/19:30- ▲
4/17 (TUE) 16:00- ▲/19:30- ▲
4/18 (WED) 16:00- ▽/19:30- ▽
4/19 (THU) 16:00- ▽/19:30- ▽
4/20 (FRI) 16:00- ▲/19:30- ▲
4/21 (SAT) 13:00- ▽/16:00- ▲/19:30- ▽
4/22 (SUN) 13:00- ▲/16:00- ▽/19:30- ▲
4/23 (MON) 16:00- ▲/19:30- ▲
4/24 (TUE) 16:00- ▽/19:30- ▽
4/25 (WED) 13:00- ▽


※本作品は、出演者一名です。各回の出演者は以下の通りです。
▲は、宇都有里紗出演
▽は、山下智代出演


※上演時間は約100分を予定しております(途中休憩は御座いません)。


ACCESS
新宿眼科画廊 スペースO
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
web http://www.gankagarou.com
tel 03-5285-8822
mail info@gankagarou.com




※会場は、1階の突き当たり奥にあるスペース0で御座います。

TICKET
全席自由席・日時指定
予約2300円 当日2800円 学生2000円



※2018年1月1日より下記のご予約ページからチケット販売開始予定です。
 

◆ 凡人の言い訳 【前半日程】 
 http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=5476c76991

◆ 凡人の言い訳 【後半日程】 
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=3f64938a18

※二回目以降のご観劇のお客様は、一律1800円にてご覧頂けます。
※受付は各回開演の40分前、開場は20分前です。
※飲食の持ち込みはご自由です(ただし、上演中、なるべく音の出ないようにお願いします)。


音楽 原田裕介
音響 畠山峻
映像撮影・編集 佐藤駿
宣伝美術 渡邊まな実
協力 犬など People太 シバイエンジン
企画・制作 小田尚稔


CONTACT
web http://odanaotoshi.blogspot.jp
mail odanaotoshi@gmail.com
tel 090-1014-9635(担当)
twitter @odanaotoshi

小田尚稔の演劇 「是でいいのだ」(2018年3月上演予定の公演)

小田尚稔の演劇

「是でいいのだ」 “Es ist gut”


脚本・演出 小田尚稔
出演 伊藤拓 清水芽衣 橋本清 橋本和加子 的場裕美



 
「『三月のあの日』、、『東南口』のマクドナルドにいた」
登場人物のひとりである女は、就職活動の面接の前によった「新宿」のマクドナルドで「被災」する。
電車が動かないので、徒歩で家がある「国分寺」まで帰宅しようとする。
「中央線沿い」を歩く最中、女は、当時のさまざまな風景をみて、その様子を回想する。
歩き疲れて夜空の星をみながら、震源地からも近い実家に住む両親のことを想う。そのときにみた星空の様子は、カント『実践理性批判(
Kritik der praktischen Vernunft)』の「結び」の一節、 「ここに二つの物がある、それは〔略〕感嘆と畏敬の念とをもって我々の心を余すところなく充足する、すなわち私の上なる星をちりばめた空と私のうちなる道徳的法則である」(岩波書店、波多野精一・宮本和吉・篠田英雄訳、1979年、317頁)とともに語られる。

「是でいいのだ」は、イマヌエル・カント (Immanuel Kant:1724-1804)『道徳形而上学の基礎づけ(Grundlegung zur Metaphysik der Sitten)』、V・E・フランクル(Viktor Emil Frankl:1905-1997)『それでも人生にイエスと言う(Trotzdem Ja zum Leben sagen)』という著作を題材にしている。
君は、みずからの人格と他のすべてのうちに存在する人間性を、いつでも、同時に目的として使用しなければならず、いかなる場合にもたんに手段として使用してはならない」。カント『道徳形而上学の基礎づけ』(光文社古典新訳文庫、中山元訳、2012年、136頁) 。フランクルの上記の著作の冒頭には、このカントの「道徳法則」について記載がなされている。
フランクルは、「ホロコースト」の際「アウシュヴィッツ」に送られ、「強制収容所」での体験をもとに著した『夜と霧(
…trotzdem Ja zum Leben sagen:Ein Psychologe erlebt das Konzentrationslager)』の作者でもり、極限的な体験を経て生き残った人物でもある。
本作では、2011年3月、震災直後の東京での出来事と、上記の史実、そしてカントの思索との接続を図ることが狙いである。
登場人物を通して語られる震災直後の東京の風景、そして、こうした状況を受け入れて克服することをこの物語で描いている。


SCHEDULE
2018年3月9日(FRI)-3月13日(TUE) [全9回公演を予定] 
3/9 (FRI) 19:00-
3/10 (SAT) 15:00- /19:00-
3/11 (SUN) 15:00- /19:00-
3/12 (MON) 15:00- /19:00-
3/13 (TUE) 15:00- /19:00-


※上演時間は2時間10分~20分を予定しております(途中5分間の休憩あり)。

ACCESS
SCOOL
〒181-0013
東京都三鷹市下連雀 3-33-6
三京ユニオンビル 5F
三鷹駅南口・中央通り直進3分、右手にある「おもちゃのふぢや」ビル5階


TICKET
全席自由席・日時指定
予約2800円 当日3300円 学生2000円

※2018年1月1日より下記のご予約ページからチケット販売開始予定です。

◆ 是でいいのだ チケットご予約ページURL
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=45cd41c52d

初日割引の回は、予約2500円 当日3000円でご覧になれます。
※受付は各回開演の40分前、開場は20分前です
※飲食の持ち込みはご自由です(ただし、上演中、なるべく音の出ないようにお願いします)。

音楽 原田裕介
音響 畠山峻
映像撮影・編集 佐藤駿
宣伝美術 渡邊まな実
舞台美術協力 扇めぐみ
協力 犬など バストリオ People太 ブルーノプロデュース シバイエンジン
企画・制作 小田尚稔

CONTACT
web http://odanaotoshi.blogspot.jp
mail odanaotoshi@gmail.com
tel 090-1014-9635(担当)
twitter @odanaotoshi

SCOOL パフォーマンス・シリーズ2017 Vol.6 「高架線」(2018年1月上演予定の公演)

2018.1.26金 - 1.28日
SCOOL パフォーマンス・シリーズ2017 Vol.6
高架線




原作
滝口悠生『高架線』(講談社)

脚本・演出
小田尚稔

出演
伊藤拓 犬飼勝哉 郷田明希 助川紗和子 濱津隆之 濱野ゆき子 細井準

公演日時
2018年1月26日(金)〜1月28日(日)

1/26(金)15:00/19:00 ★
1/27(土)15:00/19:00
1/28(日)15:00/19:00

★ 1/26(金)19:00の回は終演後、佐々木敦氏と滝口悠生氏お二人のトークを予定しております。

チケット料金 全席自由席・日時指定
予約2800円 当日3300円 学生2300円

※学生の方は、受付にて学生証をご提示ください。
※二回目以降のご観劇の方は一律2300円にてご入場頂けます。
※ 受付開始・開場は開演の30分前で御座います。

・・・

『高架線』演劇化計画

芥川賞作家、滝口悠生さんの初の長編小説『高架線』(講談社)を演劇化します。
上演台本と演出を手がけるのは「悪魔のしるし」「わっしょいハウス」などに出演してきた俳優で、ここ数年は「小田尚稔の演劇」を主宰して自ら作演出の舞台を手がけ、めざましい活躍を見せている小田尚稔さん。
家賃3万のボロアパート「かたばみ荘」をめぐる、16年に及ぶ物語。複数の人物たちの語りの連鎖で構成された原作は、それ自体、演劇的と言ってよいものです。読み終えてすぐ、これを小田尚稔さんに演劇にしてもらいたいと思い立ちました。
小田さんの演劇は、登場人物が自分の境遇を誰かに向かって(「観客」に向かって?)物語る、ということを最大の特長としています。それは小説的とも呼べるかもしれません。演劇的な小説を、小説的な演劇にする、そこに起こるメタモルフォーゼを、ぜひ見届けてください。

佐々木敦

・・・

※ チケット予約のご予約は下記のページより、12月5日(火)19:00から承っております。

<高架線 チケット予約ページURL>
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=5c744a65db

プロデュース
佐々木敦

音楽・音響
土屋光

美術・照明
小駒豪

映像撮影・編集
佐藤駿

宣伝美術
佐藤亜沙美

写真
山下悟史

協力
犬など、講談社、コンプソンズ、シバイエンジン、わっしょいハウス

主催:吾妻橋ダンスクロッシング実行委員会
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

SCOOL 高架線のWebサイト
http://scool.jp/event/20180126/

小田尚稔の演劇 「悪について」(2017年9月)

小田尚稔の演劇

「悪について」 “About evil”


脚本・演出 小田尚稔
出演 伊藤拓 宇都有里紗 清水芽衣 金城裕磨 渡邊まな実 


今回は、「悪(evil)」について自分なりに考えてみたいと思っています。アウグスティヌス(Aurelius Augustinus:354-430)は、その活動の初期に著したとされる『自由意志(De libero arbitrio)』において「悪」について次のように書いています。「われわれはまた、悪をなすことはいかなることかの問いに続いて、どこから悪をなすかを問うことに決めましたが、これも同時に解決され明瞭になったと思います。私に間違いがなければ、これまでの論証が示すとおり、われわれは意志の自由な決定によって悪をなすのです。」アウグスティヌス『アウグスティヌス著作集 第三巻』(泉治典・原正幸訳、教文館、1989年、68頁)。
ちなみに、上記の作品はアウグスティヌスと、彼の友人であるエヴォディウスによる対話篇(ダイアローグ)のかたちで構成された著作で、私自身、学生のときに講読の授業でそれの一部を読んだことがあり、なんとなく引っ掛かるものを感じ、今回の作品の題材に取り入れてみたいな、と思ったのが作品をつくる動機となっています。
私自身、これまで上演台本を書いたり、作品を上演するなかで「よいとは何か」という問いに重きを置いて活動してきたように思います。ですので、今回は上記の問いの角度を変えて、「悪」について考えることで、逆接的に「善(good)」について考えることが出来ればと思っています。
十代後半の一時期、熱狂的に貪り読んだ馳星周氏や花村萬月氏のノワール小説のように、あるいは敬愛する古谷実氏の『ヒミズ』の単行本の帯に書かれた「笑いの時代は終わりました…。これより、不道徳の時間を始めます」の言明のように、人間が本質的に持っている「悪」の側面について描くことが出来たらと思っています(ちょっと自分があそこまで徹底出来る自信無いんですが)。
最後に、今回これらのことを考えるにあたって依拠させて頂いた中島義道氏の著作『悪について』から引用をさせて頂きます。「われわれは、たえず『善くあろう』と欲しながら、行為のたびごとにそれに挫折し、自分のうちにはびこる悪に両肩を落とし、自分自身に有罪宣告を下し、そして『なぜだ?』と問いつづけるほかはない。なぜなら、このことを全身で受け止めて悩み苦しむこと、それがとりもなおせず『善く生きること』なのであるから。」中島義道『悪について』(岩波書店、2005年、ⅵ頁)。
自信は無いですが、頑張ります。

SCHEDULE
2017年9月8日(FRI)-9月12日(TUE)[全9回公演を予定]
9/8 (FRI) 19:30-
9/9 (SAT) 15- /19:00-
9/10 (SUN) 15- /19:00-
9/11 (MON) 15- /19:30-
 
9/12 (TUE) 15:30- /19:30-

※9/8 (FRI) 19:30-の回は上演中の映像撮影を予定しております(客席に撮影用のカメラが入ることをご了承下さい)。
※当初より予定していた公演日程を一日延長し、9/12 (TUE) 15:30- /19:30-に追加公演を行います。 

ACCESS
新宿眼科画廊 地下スペース
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11

web http://www.gankagarou.com
tel 03-5285-8822
mail info@gankagarou.com




TICKET
全席自由席・日時指定
予約2400円 当日2800円 学生2000円

初日割引の回は、予約2000円 当日2400円でご覧になれます。
※二回目以降のご観劇の方は、一律1000円にてご観劇頂けます。
※受付は各回開演の40分前、開場は20分前です
※飲食の持ち込みはご自由です(ただし、上演中、なるべく音の出ないようにお願いします)。

音楽 原田裕介
音響 畠山峻
映像撮影・編集 佐藤駿
宣伝美術 渡邊まな実
制作協力 加藤サイセイ
協力 犬など 再生倶楽部 PEOPLE太 シバイエンジン
企画・制作 小田尚稔

CONTACT
web http://odanaotoshi.blogspot.jp
mail odanaotoshi@gmail.com
tel 090-1014-9635(担当)
twitter @odanaotoshi










Photo by Naotoshi ODA

 Editing by Shun SATO

小田尚稔の演劇 「凡人の言い訳」(2017年4月)

小田尚稔の演劇

「凡人の言い訳」〝Apologia〟

脚本・演出 小田尚稔
出演 豊島晴香


「凡人の言い訳」は、プラトン(Plato:BC427-347)の『ソクラテスの弁明(Apologia Socratis)』を題材にして、「よく生きる」ということについて考えたくて書いた戯曲です。『ソクラテスの弁明』は、ソクラテスの一人語り(モノローグ)の形式で著された作品です(ちなみに岩波文庫のなかで、一番刊行部数が多い書物がこの『ソクラテスの弁明』だそうです!)。ですので、「凡人の言い訳」もそれに則してモノローグで構成しています。
プラトンは「よく生きる」ということについて次のように書いています。「一番大切なことは単に生きることそのことではなくて、善く生きることである〔略〕また善く生きることと美しく生きることと正しく生きることとは同じだということ」『ソクラテスの弁明 クリトン』(岩波文庫、久保勉訳、74頁)。
この「凡人の言い訳」という演劇作品は、上演中、たいした出来事はなにも起こりません。冬から春に季節が変わるなかで、登場人物である三十路手前の女性が日々感じたこと、悩んだこと、楽しかった出来事がその都度思い出され、それはさながら走馬灯のように淡々と語られます。
この作品は、2016年の春から初夏にかけて新宿と広島市(中区)で上演しました。二つの地域で上演するなかで、私は、95分程度のこの演劇作品に普遍性のようなもの、即ち、「いつでも、どこでも、誰にでも」伝わるものがあるような、そんな思いを持ちました(少し大風呂敷を広げた書き方な気もしますが)。
今回の上演では、唯一の登場人物である女性の役を豊島晴香さんが演じてくれます。
初演のときと変わらず、敬愛するアキ・カウリスマキ(Aki Kaurismäki:1957-)監督に倣って作品を「観終わった人が少し幸せになれるように」という心持ちで上演が出来たらいいな、と思っています。
そんな私(凡人)の言い訳。


SCHEDULE
2017年4月14日(FRI)-4月17日(MON)[全7回公演を予定]

4/14 (FRI) 19:30-
4/15 (SAT) 15-/19:00-
4/16 (SUN) 15-/19:00-
4/17 (MON) 15-/19:30-

4/14 (FRI) 19:30-の回は上演の映像撮影を予定しております(客席に撮影用のカメラが入ることをご了承下さい)。
4/17 (MON) 19:30-の回に追加公演を致します。
※上演時間は約105~110分程度を予定しております(途中休憩は御座いません)。



ACCESS
新宿眼科画廊 地下スペース
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11

web http://www.gankagarou.com
tel 03-5285-8822
mail info@gankagarou.com



TICKET
全席自由席・日時指定
予約2400円 当日2800円 学生2000円

※前半(414日)割引の回は、予約2000円 当日2400円でご覧になれます。
※二回目以降のご観劇の方は、一律1000円にてご観劇頂けます。
※受付は各回開演の40分前、開場は20分前。
※飲食の持ち込みは自由です(ただし、上演中、音の出ないようにお願いします、、、)。

音楽 原田裕介
音響 畠山峻
宣伝美術 渡邊まな実
映像撮影・編集 佐藤駿
制作協力 加藤サイセ
協力 犬など 再生倶楽部 PEOPLE太 シバイエンジン
企画・制作 小田尚稔

CONTACT
web http://odanaotoshi.blogspot.jp
mail odanaotoshi@gmail.com
tel 090-1014-9635(担当)
twitter @odanaotoshi








Photo by Naotoshi ODA


Editing by Shun SATO

小田尚稔の演劇 「聖地巡礼」(2017年2月)

小田尚稔の演劇

「聖地巡礼」〝Go to paradise!〟 


脚本・演出 小田尚稔
出演 上蓑佳代 坂倉奈津子


今回は、青森県にある「恐山」を題材にして演劇作品をつくってみたいと思っています。「恐山」は、日本で一番有名な霊場であり、「死者への想いを預かる場所」とも言われています。
相変わらず、「よい」という抽象的な事柄について、演劇作品の上演を通して自分なりに考えたいと思っているのですが、今作では、「人は生きていくなかで『よい(あるいは悪い)』といった、価値基準をなぜ求めるのか」ということ、付言すれば、「自身の価値基準が揺らいだとき、人はどうするか」ということについて考えたいなと思っています。ただ、ほんとぼんやりとですが。 

私自身、「揺ら」いでばかりの人生です。
学生時代は、哲学の勉強をしていたのですが、どういうわけか、今は演劇活動をしています。学生時代からの友人(といっても友人なんて極々少数なのですが)は、今では、地に足のついた社会人だったりします。まわりと比べて、自分自身の境遇を思うと、なんだかいつも自分に自信が無く、伏し目がちに生活しているような気もします。
学生時代からの後輩に「風間」という男がいて、彼とは、当時私が住んでいた「東久留米」にある学生寮に、彼が18歳で青森県から上京して住み出してきたときからの付き合いです。学生時代、彼とは親友のように、歳の離れた弟のように仲良くしていました。
昨夏、彼に会いに青森県まで行ったのですが、久しぶりに会う「風間」は随分大人っぽくなった印象でした。
「人生旅に喩えられる。雨が降るときもあれば、陽がさすときもある。ときに出会いと別れがあり、終着もある」と、なにかのコマーシャルで聞いたような気するのですが、住んでいる中野坂上から青森までの道中、まさにそんなようなことを、ぼんやりと考えていたように思います。

これが、私の聖地巡礼!

SCHEDULE
2017224日(FRI)-227日(MON)[全8回公演を予定]

2/24 (FRI) 15-/19:30-
2/25 (SAT) 15-/19:00-
2/26 (SUN) 16-/19:30-
2/27 (MON) 15-/19:00-
2/26 (SUN) 19:30-の回に追加公演を致します。
※上演時間は約85分を予定しております(途中休憩は御座いません)。


ACCESS
RAFT
〒164-0001 東京都中野区中野1-4-4 1F 
■ JR線,大江戸線 「東中野駅」下車西口(徒歩13分)
■ 丸の内線,大江戸線 「中野坂上駅」下車A2出口(徒歩10分)
web http://raftweb.info/
tel 03-3365-0307

TICKET
全席自由席・日時指定
予約2300円 当日2600円 学生2000円

※前半(224日)割引の回は、予約2000円 当日2300円でご覧になれます。
※二回目以降のご観劇の方は、一律1000円にてご観劇頂けます。
※受付は各回開演の40分前、開場は20分前。
※飲食の持ち込みは自由です(ただし、上演中、音の出ないようにお願いします、、、)。

音楽 原田裕介
音響 畠山峻
宣伝美術 渡邊まな実
映像撮影・編集 佐藤駿 
制作協力 加藤サイセイ むらのほなみ
協力 犬な再生倶楽部 青年団 PEOPLE太 (有)レトル シバイエンジン
企画・制作 小田尚稔

CONTACT
web http://odanaotoshi.blogspot.jp
mail odanaotoshi@gmail.com
tel 090-1014-9635(担当)
twitter @odanaotoshi
















Photo by Naotoshi ODA

 「聖地巡礼」ダイジェスト版(2017年2月@RAFT)

Editing by Shun SATO